うつろい

まるで統一感のない日常のエトセトラ。へっぽこ人生。

何とかなる気がしてきた(ガーデンテーブルセット買った)

生きてるだけで丸儲けってマインドで。

 

引っ越してからしばらく経つのに、照明器具がついていなくたって、寸足らずのカーテンだって、カーテンすらついていなくて開かずの窓の部屋があったって、大丈夫な気がしてきた。

お隣さんは、朝にはちゃんとシャッターを開けて夜には閉め、雪が降ったら雪だるまを作るちゃんとしたおうちでね。土日出かけてばかりで家のことしなきゃなのに後回しにして、どうして我が家はこんなにダメダメなのかしら…って思ってたけど、なんかもう大丈夫っしょ。

裏庭にガーデンテーブルセットがやってきたんだから。

 

 

や、もう絶対家づくりの順番が違うの。なんで家の中より先に外の装備整えてんのって。恋人に説得?押されて?「絶対順番がおかしい…」って気が進まないまま購入してしまったけれどね、まんまと魅力にはまってしまった。ガーデンテーブルセット。要らん要らんとか言ってたけれど、思えば庭のある生活への憧れからそんなことを口走ってしまったのかもしれない。

日が暮れてから買って、トラックを借りて持ち帰り、街灯の明かりの下で組み立てた。青白い光を二人で見上げて、血税はこんなところで役立てられていたんだねって。組み立ては一人で10分とか書いてあったけれど、二人で20分かかった。

 

いざ裏庭へ配置。感動がやばい。湧き上がる妄想。ゆっくり起きた朝には、焼きたてのホットケーキと新鮮な果物と挽きたてのコーヒーを持って裏庭でブランチをするんだ…。それからアロマキャンドルを焚いて読書をするんだ…。

ただ、我が家の裏庭は両隣さんから丸見えである。外で物音がしたなと思って見てみたら外でご飯食べてるんか!となるのはなかなかに恥ずかしい。

 

そういえば初期コロナ禍ではベランダごはんが流行っていた。学生時代の友人がベランダごはんを旦那さんとやっていたころ、私の一人暮らしの小さなバルコニーではそれが叶わずうらやましかった。なんかパリジェンヌみたいでお洒落じゃん。広さではバルコニーよりもベランダよりも圧倒的に余裕があるのに、精神的な余裕を持ち合わせていない。私たちが。

 

まあ、まだお庭でご飯を食べるには寒いから。春まで待とうホトトギス。ん?